オタワで国際映画祭が開幕
トロント国際映画祭（TIFF）やモントリオールの新映画祭（FNC）を見逃した方、オタワ国際映画祭（IFFO）は、これらの映画祭で上映された優秀作品を鑑賞するチャンスです。
この映画祭は3月8日から19日まで、オタワの伝説的なレパートリー映画館であるメイフェアシアターとバイタウンシネマで開催され、主流の映画館では見られないカナダ映画や外国映画が上映される予定です。
その他のプログラムには、ナタリア・シネルニコワ監督の『We Might As Well Be Dead』（ベルリン映画祭最優秀デビュー作にノミネート）、アシュレイ・マッケンジー監督の『Queens of the Qing Dynasty』、チャンドラー・レヴァック監督の『I Like Movies』が含まれます。
オタワ国際映画祭は、新しい作家の作品に限ったものではありません。毎年、歴史的、文化的に重要なカナダ映画を数多く紹介しています。例えば今年は、1988年に公開されたガイ・マディン監督の「ギムリ病院物語」が上映されます。
映画祭では、長編映画の上映のほとんどに、ショートフィルムの特別セレクションが付きます。製作者との交流も少なくありません。
また、オタワ美術館とアーツコートの展示ホールでは、さまざまなビジュアルアーティストやマルチメディアアーティスト、ミュージシャンによるフェスティバルイベントも開催される予定です。
