トロントで気温記録が更新されました

今週の金曜日、トロントの気温は記録的な高さを記録しました。市内は非常に暖かく、86年間保持されていた気温記録さえも更新されました。

環境省の非公式データによると、トロント・ピアソン国際空港の気温は摂氏11.4度まで上昇しました。これは1938年に設定された以前の記録である10.6度を上回っています。

気象予報士によると、正午過ぎにはトロントの気温がさらに上昇し、13度に達する可能性があるとのことでした。この気温は数時間続いた後、徐々に下がると予想されていました。

カナダ環境省のデイブ・フィリップス氏は金曜日の朝、ニュース局CP24で、トロントの2月9日の最高気温記録は10度だったと述べました。つまり、最新の観測結果は86年前の記録だけでなく、183年の記録も更新したことになります。

土曜日は曇りで、朝から昼にかけて雨の可能性があり、気温は10度まで下がります。日曜日はさらに冷え込んで3度になり、来週初めには雪が降る可能性があります。

冬はもうすぐ？

デイブ・フィリップス氏は、金曜日の暖かさは春の兆しに過ぎず、夏まで暖かさが続くと考えるべきではないと述べています。

「来月は季節通りの天候が予想されます」とフィリップス氏は言います。「寒さが戻ってきて、日中でも氷点下になる可能性があり、雪も多くなるでしょう」

フィリップス氏によると、通常2月9日以降もトロントにはかなりの雪が降り、冬の降雪量の約3分の1がこの時期に集中するそうです。

今年の冬、トロントの降雪量はまだ少なく、最大の降雪でも5.6センチメートルにとどまっています。