カナダ、コモンウェルス・デーを祝う

3月13日、コモンウェルス・デーは大英帝国全体で祝われ、世界各地でイベントが開始されることを意味します。この祝日は、すべての加盟国の結束を思い起こさせるためのものです。この日、ウェストミンスター寺院では礼拝が行われ、英国国王がメッセージを述べます。

これを記念して、カナダ外務省のロバート・オリファント政務官は3月13日、第一次・第二次世界大戦に従軍した英連邦軍兵士を称える式典に出席しました。式典はロンドンで行われ、7日間にわたって英連邦のイベントが開催されます。

カナダ首相ジャスティン・トルドー氏の声明より

"今日は、故エリザベス2世陛下の逝去後初の英連邦デーであり、彼女の不朽の遺産を記憶し、称える機会である。現在、チャールズ3世国王陛下に率いられた英連邦諸国は、加盟国にとって重要な問題を議論し、世界の舞台で小国や弱小国を取り込むことを提唱することで合意を形成しています。

友好と親善に基づき、私たちは共に民主主義と平和、環境問題、教育、持続可能な開発などの優先課題において大きな前進を遂げました。

カナダ政府を代表して、私はすべてのカナダ人に、この歴史的な組織の長年のメンバーとして成し遂げたすべてのことを振り返り、英連邦のパートナーとともにより良い未来を築くという決意を新たにするよう呼びかけます。"

イギリス連邦の基本情報

1.英連邦諸国には、5つの大陸に24億人以上の人々が住んでいます。

2.今年は、民主主義、人権、国際平和と安全保障、寛容、尊敬、相互理解など、この組織の基本原則と価値を再確認する画期的な文書である「英連邦憲章」の制定10周年にあたります。

3.カナダは1931年に独立国家としてイギリス連邦に加盟しました。

4.英連邦56カ国のうち、カナダは2番目に大きな拠出国である。2021年から2022年にかけて、総額1,000万米ドル以上を同組織に拠出している。

5.カナダ連邦政府は、この日、政府や連邦政府の建物、軍事基地、空港などで、ロイヤルユニオン旗をカナダの国旗と一緒に掲揚することを義務づけています。