カナダで勉強しながら働く
カナダでは、仕事と勉強を両立させる選択肢が多くあるため、ほとんどの人が有給で教育を受けることができます。
カナダの大学や専門学校に入学すると、学生ビザで許可されているパートタイム労働で費用の一部を補うことができます。学期中は週20時間まで(24時間に増加予定)、冬休みや夏休み、春休み中は週40時間まで、キャンパス外で働くことができます。カナダの最低時給は、州や準州によって14~17.59カナダドル(約10.5~13米ドル)です。
注意:カナダで働くには、社会保険番号(SIN)が必要です。
働き方の選択肢
カナダで勉強しながら働く方法はいくつかあります:
- キャンパス内の仕事 — 大学や専門学校の敷地内で、図書館助手や関連病院・研究センターでの仕事。雇用主は学校自体か、キャンパス内で働く民間業者です。
- キャンパス外の仕事 — 民間企業や政府機関での仕事。
- コーオプ教育やインターンシッププログラム — 卒業に必要な実務経験を得るためのプログラムで、この種の雇用には就労許可証が必要です。
- インターンシップ — 実地訓練には就労許可証が必要です。
卒業後の就労
卒業後は、卒業後就労許可証(PGWP)を申請でき、1~3年間カナダで働くことができます。この許可証を得るには、以下の条件を満たす必要があります:
- カナダの指定教育機関で少なくとも8ヶ月間のプログラムを修了すること。
- その機関から学位、ディプロマ、または証明書を取得すること。
- 在学中、カナダで常にフルタイムの学生であること。
2024年2月15日から、修士課程と博士課程の学生は、プログラムが2年未満(ただし8ヶ月以上)でも3年間の就労許可証を受け取れます。
PGWPは卒業後180日以内に申請できます。
卒業後は、卒業生向けの移民プログラムを通じて永住権を申請できます。多くの場合、これらのプログラムは教育だけでなく、カナダでの就職も求めています。